19.第二次性徴がこないとき

 第二次性徴は、遅れることも、逆に早期発来になることもあります。第二次性徴が大幅に遅れていたら、医学的には性ホルモン補充治療の適応になります。これは性腺の発達をうながすだけでなく、骨密度の低下や動脈硬化を防ぐ働きもありますし、それによって大人としての自覚もうながすことができます。ただし、思春期の不安定性を増大させることにもなりますので、それに対する精神面のケアや支援がきちんとなされなければ副作用が大きくなりますから、使うかどうかはよく考える必要があります。

(文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています)