9.運動を続けていくために
運動は一生を通じて必要です。成長ホルモン治療も運動をしなければ効果は減ってしまいます。肥満を防ぐだけでなく、自由に動けることは自信をつけますし、自分をコントロールする力にもなります。特に幼いときには、体をつかった親子遊びをするといいでしょう。それはお互いの情緒の安定にもつながりますし、心の交流を通じて、わが子への理解も深まりましょう。
PWSの人たちの運動を妨げるものには、低緊張、少ない筋肉の量、肥満、楽しい経験の欠如などがあげられます。筋肉量を増やすためには成長ホルモンが有効ですが、運動をしないと効果はあまりよくありません。PWSの人たちは、習慣になると一般の人よりきちんとやりますから、楽しく続けていれば、運動の習慣づけもそうむずかしくありません。 学童以上で、運動は、毎日少なくとも1時間はおこなうことが奨励されています。
(文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています)
