6.PWSの人の食事で留意すること

 食事に関して最も大事なことは、その人(子)に適したカロリーを知って、栄養が不足にならないよう工夫し、楽しく、おいしく、食文化も伝えられるような食生活を、家族みんなで考えて行うことです。最近は食育という言葉をよく聞きますが、PWSでなくても今の子どもたちは、食生活に問題があることが多いので、誰もが適切な食生活について考える時代なのかもしれません。また、特別な栄養食品を与えたり、民間のヤセ薬をつかうのは、不自然なものが、かたよって体に入ることになりますし、また、医薬と違って、副作用や害がまったく検討されていないため危ないことがあります。かかりつけ医や栄養士の方に訊いて正しい栄養知識を得ていきましょう。 基本を知らないと危険なことがあります。日本プラダー・ウィリー協会でも、栄養食品などについてお訊ねくださればお答えします。

 年齢と無関係に言えることですが、肥満を心配するよりも、規則正しい生活をおくり、一緒に食べる人と楽しく会話しながら、食事の時をゆっくり楽しむことが、一番大事なことなのです。

(文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています)